投資ファンド「X&KSK Fund」の立ち上げ
2024年1月、本田氏は日本国内のスタートアップを支援する新たな投資ファンド「X&KSK Fund」を立ち上げました。目標とする資金規模は150億円で、グローバル展開を視野に入れた起業家の成長を後押しすることが狙いです。
過去にも「KSK Angel Fund」を通じて200社以上に出資し、IPOやM&Aに成功した実績を持つ本田氏は、今回のファンド設立に際して「日本のスタートアップ環境に危機感を持っている」とコメント。世界に挑む企業を日本から生み出すという強い意志を示しました。
Web3ゲーム分野への関心と出資
さらに本田氏は、Web3を活用したゲーム分野への投資にも力を入れています。彼が出資したミントタウン社の『キャプテン翼 -RIVALS-』は、Telegramで約800万人、LINEで140万人のユーザーを獲得し、大きな成功を収めています。
彼は「日本発のWeb3ゲームが世界で勝負できる」と語り、グローバル市場での可能性に期待を寄せています。
メディアとの向き合い方
本田氏は、メディアに対して独特なスタンスを取っており、公に「メディアは好きではない」と語っています。
その理由として、注目を集めるために発言の一部だけを切り取る編集手法を問題視しており、発言の意図が正しく伝わらないことを懸念していると述べています。
そのため、編集の少ないライブ形式の番組や、全体が伝わる場での発言を好む傾向があります。
サッカーからビジネスの世界へ:生活の変化
かつては世界を舞台にサッカーで名を馳せた本田氏ですが、現在は投資や起業を軸にした人生を歩んでいます。
新たな挑戦に向けての準備や行動を進めている一方で、その詳細については多くを語らず、静かに次のステージへと移行しているようです。
総括
本田圭佑氏は、サッカー界で築いた成功を土台に、ビジネスの世界で新たな道を切り拓いています。
彼のメディアへの慎重な姿勢や、価値観の変化は、今後の活動にも大きな影響を与えることでしょう。今後の動向に注目です。